初めての大阪マラソン完全攻略その⑮~【完走記】5つの反省点から見えたサブ3への道~

「ありがとうございました」

給水ポイントで「頑張れ」と声を出し続けてくれていたボランティアスタッフの方がいました。
歩道橋を横断者の自転車を担いで渡ってくれていたボランティアスタッフの方を見ました。
通行止めになっている道で立ち往生していた車。
交通規制に協力してくれた大阪市民の方々。
その交通整備をしてくれた大阪府警の警察官たち。
塩飴を持って手を出し続けてくれていた女の子や、
手がしびれるほどのハイタッチをしてくれたオジサン。
沿道で仮装して盛り上げてくれた人。
私設エイドで応援し続けてくれた仲間。
朝早くからスタート地点へ応援に来てくれた大先輩市民ランナー。
ランナーズアイを見て、インテックス大阪まで僕を追いかけてくれた上司。
ゴールで待ち続けてくれていた家族。
見知らぬ僕を応援してくれた沿道の方々。
何十人、何百人かわかりませんが、たくさんの人たちとハイタッチして、走る元気と喜びをもらえました。
それ以外にも本当にたくさんの人たちのおかげで、大阪マラソンを走らせてもらえました。

本当に本当にありがとうございました。
素晴らしいレースでした。
まずはどうしても感謝の言葉を書いておきたかった、そんなレースでした。
たくさんの感動をくれた大阪マラソン。
私の感じた大阪マラソンをこれから綴っていかせてもらいます。







結果発表


certificate_01.png

グロスタイム(号砲からゴールまでのタイム)で3:17:41で自己ベスト更新できました。
参考記録のネットタイム(スタート地点からゴールまでのタイム)で3:16:34。
Bブロックからスタートできたので、スタートロスは1分7秒とかなり短くてすみました。

自分の目標だった3時間20分切りができて、3時間10分台でのゴール達成でした。
自己ベストも12分32秒縮められたので、結果だけみればもう大満足のレースだったと言えます。
このタイムが最終目標ならそれでもいいのですが、やはり目標はサブ3
結果だけではなく内容もちゃんと見なければいけません。

距離ラップタイムスプリットタイム
スタート00:00:0000:01:08
5㎞00:22:1000:22:10
10㎞00:21:4700:45:05
15㎞00:21:5101:06:56
20㎞00:22:0201:28:58
25㎞00:22:3001:51:28
30㎞00:22:4702:14:15
35㎞00:23:5302:38:08
40㎞00:27:0303:05:11
フィニッシュ00:12:3003:17:41


ラップタイム(区間タイム)とスプリットタイム(経過タイム)はこんな感じでした。
30㎞地点のスプリットは狙い通りのタイムでした。
ですが、その後恐ろしいほどに失速しています。
30㎞から35㎞までは23:53。
35㎞から40㎞までは27:03秒という失速ぶり。
本来ならここからタイムを縮めていきたいところで全くペースを上げていけませんでした。
ここの敗因をつかんで、改善しないと、サブ3などありえません。
ということで、これよりレースを振り返りながら探っていきます。









反省点①寒さと真っ向勝負するべからず


森ノ宮駅に着いたのは6時30分ごろでした。
駅のトイレは、大のほうには既に長い列ができていました。

この頃には大阪城公園には早くも多くのランナーが集結していて、
これから始まる祭りの期待感で早朝にも関わらず、にぎやかでした。
初めての大阪マラソンだからか、私もかなり緊張してドキドキワクワクと胸が高ぶっていました。
家からマラソンのウェアを着てきた私はシューズだけ履き替え、
7時過ぎには手荷物預けを済ませて、噴水広場へ。


大阪マラソンシューズ円陣
私が参加させてもらったシューズ円陣には50人ものランナーが集まっての大円陣で、
お互いの健闘を祈りあいました。
素晴らしきランナーシップとでもいうのでしょうか、レースでは孤独じゃない走りができる喜びがありますね。

シューズ円陣が終わったのが7時20分ごろ、ここからスタートの整列場所まで歩きます。
最後のトイレを済ませてBブロックの整列場所に着いたのが7時50分ぐらいでした。
ここから9時の号砲までただその時をじっと待ちました。
これが結構、暇で暇で・・・(笑)。
1時間後のスタートの為にウォーミングアップなんてしたって無意味なので、
体力温存の為に座って待っていたんですが、かなり寒い。
9時のスタート前のアナウンスでは18℃と言っていました。
太陽光のぬくもりが欲しい時に限って、雲に覆われていて徐々に鳥肌が。
やはりゴミ袋をかぶっておくべきだったと思いつつ、シャツに手を引っ込めてなるべく震えないようにしていました。
「震え」は身体が体温を維持するために熱を作る働きですので、カロリーを無駄に消費してしまいます。
こんなところで無駄遣いするわけにはいかないので、縮こまっておきました。

寒さ対策は万全にしておかないと・・・、ナメたらダメですね。








反省点②1000人抜いちゃいました


9時に鳴り響いた号砲で、前方から順に大阪マラソンのスタートが切られました。
もう1時間待たされたランナーのボルテージもMAXに上がっていたのか、大きな拍手と熱気で盛り上がり、
スタートゲートを通過していきます。
私はBブロックに整列していた時点では3列目ぐらいで、
号砲からスタート位置までに1分8秒かかりました。
この時の順位が2541位。
そんなに自分より前に人がいたのかと、今見て驚きの数字。

スタート直後はかなり混雑してなかなか思うようには走れません。
1分間に2500人もの人がスタート切っているので、当然です。
少しでも空いたスペースを見つけてラインをとっていくと、
本当に偶然、噴水広場で別れを告げた応援に駆け付けてくれていた方が。
ハイタッチを交わして、最高のスタートを切れました。

「始めの5㎞はウォーミングアップ」だと何回も頭で唱えながらも、
もりのみやキューズモール前の下り坂を走っている時にはついついペースアップしていて、
ウォーミングアップのはずの最初の5㎞のラップタイムが22分10秒。
私の狙いは1㎞4分30秒ペースだったので、これは速過ぎました。
20秒ものオーバーペースで、2541位から一気に1599位まで浮上していたのでした。
市民ランナーの私にとっては順位はあまり意味がありませんが、
これはちょっといれ込み過ぎた結果。
もっと落ち着いてレースに入らないと、後半失速する失敗を犯してしまう典型的な例ですね。
ここでは追い抜くよりも、お先にどうぞぐらいの気持ちで走らないといけないと痛感しました。
反省( ;∀;)









反省点③練習でできないことは本番でもできない


ぶっつけ本番なんて言葉がありますが、勝ち続けるスタイルとは程遠い闘い方ですよね。
練習を重ねて、成功を積み重ねて、本番で勝ちをつかみとるのが盤石な勝負の仕方だと思います。
粋な人は、「半か丁か、一か八かの闘い方」が好きかもしれませんが。
そういった勝負にでる場面もあるかもしれませんが、それは本当に最後の最後ですよね。

この日はどうやら調子が良かったのもあり、加えてアドレナリンが全開だったのかもしれませんが、
とにかくオーバーペースで走ってるくせに辛くなかったんですよ。
御堂筋、土佐堀、中央公会堂、京セラドーム大阪と駆け抜けて、
20㎞通過がグロスで1時間28分58秒、ネットで1時間27分50秒。
ハーフポイントでグロスタイムが1時間33分ぐらいだったと思います。
そこでこう思ってしまったんですよね。
「あれ?もしかして、グロスは無理でもネットでサブ3できるんじゃね?」って。
身の程知らずもいいところですが。
確かにハーフからペースアップを緩やかにしていけるだけの実力があれば、
可能だったかもしれませんが、走りこめてない自分にそんな脚があるわけなく、
欲を出したのもあって、後半の失速を招いてしまいました。






反省点④給水量不足で渇きスパイラルへ


スタート前までは鳥肌が立つぐらいの肌寒さでしたが、走り出せば当然温まってきます。
5㎞、10㎞と距離を踏むにつれて身体も完全にウォームアップが完了して、
喉が渇きます。
喉が渇いたら時すでに遅しで、喉が渇かないように給水していかなければいけません。

スタート前、整列してから、かなりトイレを我慢していました。
スタート直後のトイレに駆け込むランナーをしり目に私はいくつものトイレを無視して走り続けていました。
トイレによるタイムロスが嫌だったのです。
尿意というものはトイレを見るたびに襲ってくるもので、交感神経が完全に優位に立って、
トイレに行きたいことなど忘れるまでは、しばらくトイレとの闘いがありました。

トイレに行きたいときに水分を摂れば、余計にトイレに行きたくなりますよね。
この心理が働いたせいなのか、給水箇所では全て給水しましたが、
始めの給水ポイントでの給水量が少なめになってしまったのかもしれません。

それに加えて、私の体感では暑いのか涼しいのかよくわからないぐらいの気温で、
日向と日陰を出たり入ったりすることで、「暑さ」の判断を誤ってしまったのかもしれません。
この辺はやはり経験不足が否めないところで、レース経験の少なさが災いしました。
汗もそれほどかいている印象もなかったので、序盤の給水量が不足してしまいました。

30㎞手前、国道26号線に入ってからは喉の渇きとの闘いが始まっていました。
もうこうなると飲んでも飲んでも腹がチャポチャポいいだすだけで、一向に喉の渇きが消えません。
給水ポイントまで、まだかまだかの苦しい走りが続きました。

トイレは我慢して正解だったと思いますが、尿意に臆せず給水はしっかりと摂るべきでした。







反省点⑤そのラインは本当にベストなのか?


F-1などのモータースポーツを観ていると、
全ての車が同じライン上を走っているようにみえます。
マラソンでも、トップランナー達のレースを見ていると、皆が同じラインを走っています。
そのコースを最短距離で最速で駆け抜けるためのライン取りを一流の選手たちが行えば、
ほぼ同じラインを通ることになるんですよね。

これは我々市民ランナーにとっても当然、タイムを狙って走る時には重要になってくる要素ですよね。
右に左にフラフラと走って、大きく膨れ上がって走っていては距離を無駄に長く走ってしまいます。
それはエネルギーの無駄ですし、タイムも当然遅くなります。

完全に私がそんな感じで走ってました。
なんと無駄な、もったいないことをしていたのかと、かなり反省です。
コースを把握すると同時に、ライン取りも考えなければいけませんよね。
今までF-1の何を観てきていたのかと思います。そんなに言うほど観てはいませんが(;'∀')

ちなみにですが、マラソンの距離計測は「長距離競走路ならびに競歩路公認に関する細則」の第3条に定められています。

 競走(歩)路の計測は、自転車計測およびワイヤー計測によるものとする。
⑴ ワイヤー計測
  ワイヤーに真の50mを移設し、50mごとに計測する。
⑵ 自転車計測
   自転車に専用のカウンターを取付け、基準の距離(概ね400m)をカウンター数に換算して、自転車で計測する。
  距離の減少を防止するため0.1%を加えて計測する。


50mのワイヤーで測るか、自転車で測るかのかなりアナログな2パターンのみなんですね。
そして、どのラインで測るかというと、歩道から300mm車道側を測ると決められています。
(興味がある方はこちらから暇な時にでも読んでみてください)

最短距離を走り続けるのは3万2000人も走る大会だと難しいですが、
極力ロスは少なくしたいですよね。
次走ではライン取りも考えて走るようにします。







サブ3へ向けて


今回の5つの反省点
①寒さ対策
②序盤のオーバーペース
③レースマネジメント
④給水量管理
⑤ライン取り

この5つはすぐにでも改善できるポイントなので、次の奈良マラソンでは確実に改善した走りをします。
そして、一番重要なのが「30㎞の壁」です。
後半の失速原因は5つの反省点もありますが、
それ以上に今回は練習で走りこめていなかったのが大きな敗因です。

これは実はもうレース本番を走る前からわかっていたのですが、やっぱりでした。
直前で行った30㎞走でも4分30秒ペース維持に苦しみました。
ですが、クーパーテストではマラソン予想タイム3時間2分から12分といった結果で、
スピードはついてきているという認識です。
やはり後半失速しない為にも、
筋持久力をつけること、
AT(無酸素性作業閾値)の引きあげ、
ランニングエコノミーの改善、
この3点を重点的に鍛え上げていけば、Vo2MAX(最大酸素摂取量)も高まっているはず。

テクニック的な5つの反省点を改善と、基礎的な走力をつければなんとかサブ3が見えてくるのではないかと、
そう感じさせてくれた大阪マラソンでもありました。
(ATやVo2MAXについてはこちらをどうぞ)


冒頭でも書かせてもらいましたが、自分の独りよがりな目標に向けた感想以上に、
多くの感謝と感動を頂けたレースでした。
関わってくれた全ての方々に本当に感謝しています。
42.195㎞に渡って声援を送り続けてくれた沿道の方々、本当にありがとうございました。
なかでも西成区での温かい応援には本当に力をもらいました。

私も誰かに力を与えられるような、
そんな走りができるランナーになれるように、
これからも頑張っていきます。

それではまた。
最後までお読みいただきありがとうございました。







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コメント

ご報告

大阪マラソン前に書き込みをした者です。
NOPEさん自己ベストおめでとうございます!サブ3が見えてきましたね。凄いです!
私もグロスでは及びませんでしたが、ネットでサブ4を達成することができました。最後の2kmは本当に辛くてペースも上がらず、何度も歩きそうになりましたが、記事の通り根性出して走り切りました!
実感としては、目標としていたペースの維持が難しく、エンジンにあたる部分がまだまだ弱いなと思いました。NOPEさんの記事を読み返し、練習したいと思います。

それにしても本当に感謝いっぱいの大会ですね。沿道の応援、ブラスバンドの応援、最高でした。ゴール後、荷物係の人が拍手で迎えてくれました。思わず笑顔がこぼれました。毎年参加したいですね!

2015/10/28 (Wed) 12:33 | hibiki #- | URL | 編集
Re: ご報告

hibikiさん、大阪マラソン本当にお疲れ様でした。
そして、ネットでのサブ4達成本当におめでとうございます!(^^)!
やりましたね!!
このブログが少しでも役立ったのであれば、本当に嬉しいです。
私も35㎞過ぎてからはもう全く脚が思うように動かず、気力でゴールまで走りきりました。
お互いこれからもトレーニングに励んで、それぞれの目標達成に向けて頑張っていきましょう!!

素晴らしい大会を作ってくれたすべての方に感謝ですね。
私もまた来年も走りたくなりました。
来年も当選するといいですね( ̄▽ ̄)

これからも役立つ情報を記事にしていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いします。

コメントありがとうございました。

2015/10/28 (Wed) 19:40 | NOPE #- | URL | 編集
No title

大阪マラソン、お疲れ様でした。いつも読ませてもらってます。
いろいろ参考になりました。ありがとうございます。

私も同じBブロックからのスタート、1:06ロスでのスタートでした。

おかげさまで30分切りの3:25でゴール、6分短縮PB更新できました。

これからも、少しずつ3:12目指していけたらと思っています。




2015/10/29 (Thu) 13:09 | りくもん #- | URL | 編集
Re: No title

りくもんさん、大阪マラソン本当にお疲れ様でした。

そして、サブ3.5達成&PB更新本当におめでとうございます(^O^)/
このブログが少しでも役立ったのであれば本当に嬉しく思います。

まだまだ今シーズンも始まったばかりですので、
大阪マラソンのダメージを癒しつつ、
少しずつ、一歩ずつ進んでいきましょう。
(風邪にも気を付けてくださいね)

少しでも役立つ記事を増やしていきますので、
これからもどうぞよろしくお願いします。

コメント本当にありがとうございました。

2015/10/29 (Thu) 23:25 | NOPE #- | URL | 編集

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