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【小辺路トレイルランニング】―早朝・雷雨・低体温―【出発の地への旅】③

IMG_8090.jpg

小辺路 全記録

6月22日22時スタート
6月23日14時30分ゴール

総走行距離:約67㎞

獲得標高:4500m

総移動時間:16時間30分

こけた回数:4回

滑った回数:数えきれないくらい(笑)

食べたもの
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米粉のポップオーバー(オリーブジャム入り)12個/玄米オニギリ(しそ・ゴマ入り)2個
バナナ2本/トルティージャ(スペイン風オムレツ)
NINJAENERGY/STINGER Organic Energy GEL/ワスプ・低GIアップルハニー
STINGER Gluten Free Organic Salted Caramel Waffle/ほうじ茶ソフトクリーム
飴と無智(黒糖塩飴)4個/フロールデサル(天然結晶海塩)数グラム


飲んだもの
エビアン 500ml/ソランデカブラス 1000ml
奥大山の天然水 1650ml/いろはす 1110ml
三十丁の水(湧水) 500ml
(全てミネラルウォーター)

装備品
シューズ:montrailカルドラド

バックパック:サロモン AGILE17

ウェア:asicsランニングシャツ/adidasランニング短パン/ラッシュガード/五本指ソックス/ランニングキャップ

レインウェア:onyoneメンズブレステックレインスーツ

ヘッデン:GENTOS HEAD WARS(200ルーメン)/LED LENSER(予備)


その他持ち物
現金/着替え/スポーツタオル*2/雪駄

使用マップ:世界遺産登山マップ・熊野参詣道小辺路
高野山~大股PDF地図 16.8㎞
大股~三浦口PDF地図 15.9㎞
三浦口~十津川温泉PDF地図 19.2㎞
十津川温泉~八木尾PDF地図 10.4㎞
八木尾~熊野本宮大社PDF地図 4.6㎞

参考ブログ・サイト
うさぎとかめ-のんびりアウトドアライフ-
まっつんパパの爆走”お外遊び‼
ヤマレコ


必要と思ったもの
緊急時用のロープとロープワークの知識/コンパス/エイドセット/テーピング

同行者
チェルさん&マコヤン

スペシャルサンクス
今ちゃん/大ちゃん/写真を撮ってくれた方々/SNSで応援してくれたみなさん






【三浦口~十津川温泉・昴の郷】04:30-09:20の巻
3三浦口―十津川_01






雨に屋根


伯母子峠を越えて、三浦口に降り立った僕たち。
川は雨で増水していて、茶色く濁った激しい流れになっていました。

とにかく自販機のあるいう次の登山口へ、とゆっくりジョグで進んでいきます。

民家か作業場か、建物が見えてまたちょっと安心。
しかし、どんなところにでも人間は住むもんだなぁ~と感心。

そしたら、おぉ!!

お手洗い!!


ここで小休止。
トイレ休憩です。

いつまで雨が降り続けるのか・・・。
でも、なんとなくそろそろ止んできそうな気もするなぁ~・・・
なんて思いながら用を足してトイレから出てみると、


土砂降り(笑)


このタイミングでトイレに入っててよかった。
既にびしょ濡れではありますが、それでも余計に濡れるのは勘弁。

ここで少し足止め。
時計を見ると5:00頃でした。
補給食を食べておく。
STINGER Organic Energy GEL。

なるほど。
これはドロッとした濃いタイプでございますね。
僕の苦手なやつでした(笑)

どうもこのタイプはダメです。
水で流し込んで、事なきを得ました。

給食・給水が済んで雨脚が弱まるのを待ちます。
目の前の民家には洗濯物が干しっぱなし。
間違いなく、乾かす気ゼロです。

・・・と、気づいたらちょっと寝てました。

立ちながら(笑)


オーバーナイトで走る時はちゃんと前日休んで、
たっぷり寝ておかないとダメですね。


じーっと待っていたら、身体が冷えていくだけ。
雨脚が弱まったのを見て、また出発。







スケスケ橋を渡っていざ行かん


山道よりも、ロード区間のほうが道がよくわかりませんでした。
雨で地図を出すのも面倒でというか、
この頃には僕がもっていった地図はびしょ濡れで、
ズボンのポケットに突っ込んだまま洗濯機で洗われた、
なんだかよくわからない紙くずと化していました。

iPhoneに地図のPDFファイルを落としていましたが、
それもバックパックにしまい込んでいるので、
出すのが非常に面倒。


トンネルを抜けると特に道標のない交差点。

う~ん・・・。
どっち?
こっちか?

チェルさんは防水対策を地図にも施していたので、
時折、確認して頂きました。
なんと頼りになるお方。

五百瀬のこの辺りには「腰抜田」という、今は川底に沈んでしまった田があるそうで、
碑や案内看板が立てられています。

間違ってはいない、ということでとにかく進みます。

しかし、ロードがなんだか走り辛い。
ロードの方が走り慣れているはずなのに、身体がめちゃくちゃ重い。
理由がはっきりとわからず、ゆっくりペースなのについていくのがやっと。
疲労のせいか、シューズが違うからか。
ただ、今は走るしかない。と心に鞭打って進みました。

三浦口のバス停に到着。
自販機がない。
まだ進んでみると、三浦峠の登山口入口の看板があり、
スケスケ橋が見えます。

遠くのほうに人の姿が見えたので、自販機のありかを聞き出そうと近づいてみると、
もうそこにはその(恐らく)おっちゃんの姿はなくなっていました。

自販機なんてないしな~と辺りを見渡すと、
あっ!
あった!
川岸に自販機の姿が!!

しかし、あそこまでどうやって行けば?

この辺りの流域は過去の土砂災害のために、
大規模な河岸整備の真っ最中で、
工事車両がたくさん並んでいます。
今時お目にかからなくなった、物凄いデコトラも。

工事現場の人用の自販機なのかな?
でも、それならわざわざ伯母子峠の登山口に看板立てないだろうし・・・。

そんな悩みも気にせず(笑)、
ここ通ってもいいのかな~?というところを、
(多分)動物を通れなくするためのネットをくぐって入っていき、
念願の自販機に到着。

なんとプレハブの小屋付き‼
やったー!!

着いた時には、タイミングよく再び滝のような雨。

プレハブに緊急避難。
再びここで雨宿り。

この雨。
十津川からその先に進めるんだろうか・・・とちょっと不安に。

ここでもポップオーバーを食べて、栄養補給。
濡れた上着を脱いで、一息つきました。

マコヤンは寒くて、ホットコーヒーを渇望していましたが、
残念ながらもうこの季節。
温かい飲み物はありませんでした。

濡れた身体は止まると本当に寒くて、これが一番辛い。

マコヤンはこの時点で三浦峠越えまでは頑張るけど、
十津川から先はやめておく、と僕に伝えてきました。

これだけ雨に降られて濡れた状態。
天候が回復しなければ、確かに十津川ゴールもあり得ると僕も考ました。

一度そんなことを考えると、
寒くて、寒くて、十津川の温泉にさっさとつかりた~い!
という気持ちがドンドン心を支配していきます。

どっちにしろここに留まることは不可能。


グレーチングを敷き詰めたスケスケ橋を渡って、三浦峠の登山口へ。
多分、ここは雨の日に下手に走ると滑って危険です。

下を見ると茶色く濁った流れの急な川が丸見え。
高所恐怖症のかたは渡るの大変かもしれません。


この橋を渡り切るといよいよ三浦峠越えが始まります。






五百瀬の静かな応援


三浦口のバス停から三浦峠まで高低差700m、距離4.5㎞。
数字だけみるとなんだかそんなに大したことなさげ?
そんなこともないか。

ただ夜が明けて、明るい山道を通れるだけで、物凄い安心感。
「熊出没注意」の立て札もありますが、夜道ほど怖くはありません。
(それでももちろん要注意)

雨も止み間が増えて、降っても雨脚は格段に弱くなりました。
苔の生えた石畳を登り、民家の間を抜けるのもなんら引っかかることなく、
至極当然のように通過していきます。
普通の住宅街なら完全に不審者です(笑)

本格的な山道は杉林で、よくある日本の登山道の風景でした。

IMG_8250.jpg
そんな風景に樹齢500年ともいわれる巨大な杉の木が現れて、目を奪われます。
すごい。
自然の偉大さに八百万の神々の存在を感じますね。

そっと木に触れると濡れてて冷たいんですが、奥底にある温かさを感じれました。

杉の木と別れて、山道をグイグイ登っていくと
「山道はむりをしない」
と書かれた看板が。

地元の五百瀬小学校の子どもたち(今はもう大人かも)が立ててくれた看板が。

耳に聞こえる声援ではありませんが、なんだか力をもらえます。
道をそれたところに湧水の「三十丁の水」が。

これも「水あります」と看板があって、まるで私設エイド。

やっぱり天然水は美味い!

結局、バックパックを軽くするために、
さっきの自販機で水を買わなかった僕でしたが、
ここで水を汲んでいきました。

救われた~(^-^;

もう眠くて登りの歩くペースにも遅れていたマコヤンでしたが、
ここの水を飲んでパッと覚醒したらしく、元気を取り戻していました。

マコヤンはカフェインいり?(笑)なんて言ってましたが、
きっと山のエネルギーをグッと飲み込んだのでしょうね♪
パワースポットというかドラゴンボールでいう超神水みたいなものでしょうか。
別に生死の狭間をさまよったりはしませんが。

五百瀬の人たちと山の恵みの静かな応援に支えられて、
ハイクは続きます。






地滑り・雷・雨・おやじ


紀伊半島は日本でも有数の豪雨地帯。
大台ケ原なんてずば抜けた年間降水量です。
近畿の屋根と称される大峰や台高の山々に雲がぶつかり、
大量の雨を降らせています。

山で雨が降って、土のなかの許容量を超えてしまえば、
土砂崩れ、地滑りが起きてしまいます。

尾根を通っていれば上から土砂が流れてくるなんてありませんが、
斜面を巻いて歩いていれば、所々で川ができていて、
恐怖を感じます。

すでに大崩落している部分もあったりして、
洒落にならない自然の力を思い知らせてくれます。

さらには雷も鳴り始める始末。

山は木がたくさん生えていて、木に落雷するととても危険。
落雷は木の下の人にも伝わっていくので、
自分に直接落ちなくてもジ・エンド。
木が高ければ高いほど、雷が伝わる半径も広がっていくので、
山なんかは最高に危険。

雲も近いので怖さも倍増。

ごごごごおごろごろ

不穏な音が山の向こう側から聞こえてきます。
引き返すこともできない僕らはとにかく前に進むしかありません。

鬱蒼とした地帯を抜けて、はげた場所にでてちょっと安心。
登山道は小さな川になっていたけど、もう濡れまくっているので、
今さらなにを気にすることもありません。

なんとなくもう少しでピークな気配。

雨の早朝、雷鳴轟くなかハイクは続きます。









寒いやないか!三浦峠


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やっとたどり着いた三浦峠。

天気も回復傾向だったし、それほどの難所も特にあったわけでもなく、
明るい山道を来れたので比較的楽な登山でした。

ですが、回復傾向といっても、ご覧の天気。
完全にガスっていて、谷は霧の中に埋もれていましたし、
峠のピークでは霧雨が強風に流され、身体を常に濡らしていました。
特に風が体温を奪っていきます。

IMG_7970.jpg
吹きさらしの東屋で、ちょっと休憩。
ベンチはもちろんビショ濡れで、霧雨と強風で体温がどんどん下がっていきます。
見るとマコヤンの唇が紫に・・・。

「寒い・・・」
確かに寒い。
ここに長居はしてられない。
ポップオーバーをいくつか食べて、早々と出発。


峠のピークで小辺路を横切るように林道が通っています。
林道に惑わされず、まっすぐ小辺路の狭い道を走ります。





これは癖になる!三浦峠を駆け下りる


ここから西中バス停まで7.4㎞の下り。
途中ちょっと登るところもありますが、ほぼ駆け下りていく、
まさにボーナスステージ!

マリオでいうと、土管の中に入ると、コインが腐るほど宙に浮いていて、
さらには一機アップキノコなんかも取り放題な場所を通り抜けて、
再び土管に入ると、「ドンっ!」と大砲のごとくぶっ飛ばされて、
そのままゴールのポールに飛び移って、ステージ終了のようなものです。

ただ、下りでも走りにくい下りもあります。
石がゴロゴロしていたり、ツルツルの石畳だったり、
ものスゴイ急斜面で、木の根が障害物のようにウネリまくっていたり・・・。

それはそれで楽しいのですが、やはり土道で特に障害物もない下りだと、
スピードも出て、気持ちよく走れます。

三浦峠の下りはまさにそれで、スピードも出やすくて、
とても走りやすいコースでした。

踏み外すと簡単に滑落してしまうので、そこは気をつけながらも、
そのスリルすら楽しめるような場所です。

スピードが出ると動物との急な出会いの不安があるので、
前方だけは注意してみて、ブラインドコーナーの出会い頭もなるべく徐行。
熊との突然の出会いだけは避けたいという考えが常に頭の中にあって、
楽しみながらも常に少しビビった状態でした。

そういえば、白いポンチョをまとったマコヤン。
夜は山をさまよう幽霊みたいでしたが、明るくなって見ると、なんだか妖精みたい。
う~ん・・・そう見えたのは疲れていたからかな?(笑)

とにかく、ここはガンガン下っていく。
本当に楽しい。
ここだけ走りにきたいぐらい、いいコース。

登りはしんどくて、峠の上では寒くてもう無理~なんて思っていたのに、
位置エネルギーのおかげか、意外と走れる自分に驚きでした。

下っている間にフルマラソンの42.195㎞は突破。
休憩とペースがゆっくりのおかげで、フルマラソンを完走した時のような疲労感や筋肉痛は全くなし。

高野山を出発してから約10時間。
三浦峠を越えてきました。






たった7㎞。でも、なんだか地獄のように長いロード



アスファルトに平行してはしっている細い坂道が小辺路。

ツッタカタッターと下ってきた三浦峠から十津川温泉のチェックポイント「昴の郷」まで、
7.3㎞のロードを走ります。

これが思った以上に辛い。
7㎞といえば、自宅からお店までの距離。
朝の通勤ランの距離。
なんてことのない距離。

それなのに脚が上手い事、動いてくれない。
なんだか腰も痛い。

平坦なロードがなんでこんなに苦痛なんやろ~・・・。

ちょっとランニングに意識を集中してみると、
バックパックがやたらに揺れていることに気づく。
しかも、腰ぐらいの位置で。

腰が痛いのも、身体が重いのもこいつのせいかな?
と思って、肩ベルトをグイッと引っ張って、身体に密着させてみる。

おぉ!めっちゃ楽ちん!

やっぱりこいつのせいだった。
僕は身体が小さいので、フリーサイズのものだと締めまくらないとダメで、
肩ベルトもかなり短く調節していたつもりが、まだ足りなかったようです。

途中のトイレ休憩で肩ベルトをこれでもかというぐらい短く調節する。
バックパックが背中にぴったりとくっついて、揺れない。
腰の痛みもひいて、身体の重たさもなくなって、これでなんとか走れる。

もうこの辺りから雨もすっかり止んでしまって、すでに蒸し暑さが。
レインジャケットを脱いで、半袖で走ります。

忘れていたけども、この日は平日(木曜日)の朝。
よくよく考えると平日ど真ん中に一体何やってんだって思います(笑)
十津川のこの辺りの集落の人たちは普通の平日の朝を迎えられているようで、
徐々に街(というか村)が目覚めてきて、すれ違う車が現れたりとにぎわってきました。

こちら側でも河岸工事がされていて、スケスケ橋のところで見た、
今時あるのかってぐらいのハイセンスなデコトラが川岸を走っていました。

しかし、長い。
7㎞ってこんなに長かったっけ?って思うほどに長い。
ペースも上げれないし、走ったことのない道で、
ゴールまでの距離感がないので余計に長く感じます。

通り過ぎるバス停を横目にみて、あとこのぐらいかな?と思いながら走る。

コーナーを曲がって「昴の郷」らしき建物が坂の下に見えた時には、
ようやくたどり着いた~と、
ロードの苦しさから解放され、力が抜けました。

IMG_7975.jpg
あ~良かった。
間違いなく「昴の郷」でした。

ここまで約50㎞。
時刻は09:20。

三浦峠を下りた時には、9時までには着くかな~と思っていたので、
ロードで苦しんだ分、時間がかかりました。


熊野本宮大社まで残り15㎞。
14:30の到着目標時間まで残り5時間。

数字で見るとかなり余裕な気がしなくもない。
最後の峠越えは果無峠。
さてさて、どうなるやら・・・。



続く。



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