第1回若草山・春日原始林トレイルラン(前篇)

若草山・春日原始林トレイルラン_02

ついに開催させていただきました。
NOPE初ホスト役を務めさせていただいた、トレイルランイベント!
「第1回若草山・春日原始林トレイルラン」
かなりこじんまりとしたかたちで(笑)

不安と緊張とあと色々、不安とか緊張とか入り混じりながらやらせていただきました(;´∀`)

次回への反省も含め、今回はイベントの自己レビューをさせていただきます。





近鉄奈良駅にて


2015年10月3日、朝9時。
近鉄奈良駅に3人のトレイルランナーが集いました。

箕面の山に半分住んでいるぐらいのトレラン専門のSさん(♂)。
ロードからトレイルまで経験値豊富なEさん(♀)。
そして、まだまだビギナーのNOPEこと私の3人です。

トレランに不必要な荷物を駅のコインロッカーにデポ(預けて)します。
Sさんに関しては着替えも含めて荷物すべてが超コンパクトになっていて、
デポせずに背負ったまま走れるという流石ぶり。

とにかく、身軽になったところでいざ出発。


少し肌寒い朝、ウォーミングアップがてらまずはウォーキングから始めます。
近鉄奈良駅から奈良公園まで少し歩いての移動。

奈良公園には芝生の広々とした場所がたくさんあります。
この日は天気に恵まれて空は快晴。
太陽の光を浴びながら気持ちよくストレッチができる場所をみつけ、
各々身体をほぐして、走る準備を整えました。

太陽の光と青々と生い茂る芝生の上での最高のストレッチを終えて、走り出します。

まずは春日大社まで軽くジョグで進み始めました。








春日大社~上の祢宜道


春日大社
一の鳥居から春日大社までの参道を通ります。
奈良公園に入れば探す必要もなく、あちらこちらに鹿がいます。

私が奈良公園をランニングで使わせてもらうずーっと前から、彼らはここを縄張りとして生活しています。
神の使いでもある彼らに私は敬意を表して、鹿先輩と呼ぶようにしています。

この若草山・春日原始林トレイルランでは、鹿先輩の面々が我々のトレランを出迎えてくれます。
というか、挨拶もなしに奈良公園に山まで走るわけにはいきませんので、
鹿先輩と少し触れ合いながら春日大社を目指します。

この参道、鹿先輩に目を奪われてしまいますが、
たくさんの巨木が生えていて自然のパワーをすでに感じられます。

神聖な雰囲気を感じながら春日大社から「上の祢宜道(ねぎみち)」を走り抜けていきます。
上の祢宜道


春日大社を抜けると、人も鹿先輩もほとんど見かけなくなります。
砂利道から土に変わり、走りやすさも増して身体も程よく温まっていました。

上の祢宜道をさっと下ると、いきなり住宅街に出ます。
東海自然歩道までの短い距離ですが、アスファルトのロード区間を登っていきます。







東海自然歩道~首切り地蔵


いきなりの住宅街から、今度はいきなり東海自然歩道へと入ります。
東海自然歩道道しるべ

そもそも東海自然歩道とは、東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から、
大阪府箕面市にある「明治の森箕面国定公園」までの11都府県、全長1697㎞にも及ぶ超長距離自然歩道なんです。
ですので、わざわざ起点でもないところに、「ここから東海自然歩道」なんて看板がデカデカと立っているわけではなく、
街の風景に紛れるようにして道しるべが立てられているぐらいです。
(トレイルに入ると大きな地図が立てられていたりしますが)

住宅地の細い道を進んでいくと山道が始まります。
ここで久しぶりに人と出会い挨拶を交わしました。

土のトレイルを少し行くと、道が石畳に。
江戸時代に敷かれたというこの石畳は、苔も生えていて非常にスリッピー。
首切り地蔵までの登り坂を、滑りやすい石畳に注意しながら駆け上がります。

すると、Eさんが「少し苦しいです」と先頭を突き進む私に声をかけました。

登りは心拍数も上昇して、いつまでも走るペースが維持できるとは限りません。
走力はまちまちなので、3人で進んで行けるペースを調整しながら、
苦しくなれば歩いて登ります。

大切なのは、そのメンバーに合ったペースを作っていくことですね。
今回、初めて一緒に走るメンバーだったので、それぞれが声をかけあって、
走力やその日の調子からベストペースを探っていく作業が必要です。

マイペースに突き進んでしまう私に声をかけてくれたEさんに感謝です。

スタートから首切り地蔵(標高351m)まで約4.5㎞を40分ほどで進んできました。
ここにはトイレと休憩所があって、大きな杉の木が立っています。

首切り地蔵杉の木-velvet

「首切り地蔵」なんて、なんだか心霊スポットのような名前がつけられていますが、
滝坂の道とも呼ばれる東海自然歩道の一部分のこの道は、柳生の里へと続く柳生街道です。
その昔、柳生で剣術を学んだといわれる荒木又右衛門が、
お地蔵さんで試し切りをした傷が「首切り地蔵」の由来だとする伝説があります。
実際にお地蔵さんの首部分には深い横一線の傷がついています。
首切り地蔵


名前はちょっと怖いですが、
綺麗な川が流れ、緑に囲まれた癒しのスポットで少し休憩をとりました。









地獄谷


地獄谷への道

首切り地蔵で少しの休息をとった私たちは再び進み始めました。
企画当初では首切り地蔵から東海自然歩道を外れて、
ここまで並走している春日山遊歩道に入る予定でした。

ただメンバーの走力や時間からしてまっすぐ進んでしまっては、
ゴールするのが早すぎると思い、試走した時に気になった「地獄谷」へと向かうことを提案しました。

2人とも快く了承してくれたので、地獄谷へと脚を運びます。
首切り地蔵に地獄谷となかなか怖いネーミングが続く場所です。
ただ名前とは裏腹に、この地獄谷、物凄く気持ちいいんです。

「快走」

この言葉がまさに当てはまるそんな場所です。
新池の周りを走り、奥山ドライブウェイを越えて、地獄谷石窟仏へと向かうコース。
爽やかな風に吹かれ、心地いい木漏れ日のなかをEさんもSさんも私も、
本当に気持ちよく走れました。

ついつい「気持ちいい~」なんて声が出てしまうほどに快走できました。

平安時代に彫られたといわれる地獄谷石窟仏(じごくだにせっくつぶつ)。
石仏などのマニアには恐らくたまらないものだと思います。

軽く手を合わせて先へと進みます。

ここからは谷底へと下っていきます。
谷底へと続く道は細く急な箇所が多くて、疾走モードで走り続けると下手したら、
それこそ奈落へと落ちるかもしれません。

なぜここが地獄谷と呼ばれるようになったのか気になっていたのですが、
谷底まで下り、鎖の手すりがつけられた岩壁づたいの道を行くとなんとなくわかった気がしました。

こんなコラム記事を見つけたのでご紹介しておきます。
以下引用です。

春日山のケースはどうだろう。拙子がいいお話と心に留める故・喜多野徳俊氏の推論がある。
【私思う、東大寺大仏、大仏殿の工事に駆り出された役夫たちは
(春日山のいまいう滝坂のみちにそった山道を登り、このあたりの凝灰岩を切り出す)
石を切り出し、この谷を東大寺に運び出した。
その道はまさに地獄の苦しみであっただろう。
また思う、春日社の一宮は釈迦が本地である。
釈迦の居ます春日山が極楽ならば、その下の谷はまさに地獄谷と呼ぶのが一番良い】
(喜多野徳俊・奈良閑話、地獄谷聖人異説より)

(引用元:安達正興のハード@コラム

川の水が削っていったのであろう岩肌を眺めて感じたイメージに非常にマッチした考えです。
でも、そんなイメージとは裏腹に地獄谷を走るのは楽しいです。
快走ができて、登りの難所もあって、アドベンチャー感もスリルもほどよく味わえるコースです。
そんな楽しさを味わい、その土地の歴史を知っていく。
そして自然の魅力やその土地の魅力を伝えていくことが、これからトレイルランナーには必要だと思います。

ただ縦横無尽に山を走って楽しむだけだと、
トレイルランに反発されてしまう方々もいらっしゃることを、
せめて山を走る時は心の隅にでも置いていてほしいなと、私は思います。

よりよい関係、よりよい環境を作っていくのは自分たちだと、
箕面の山を心から愛するSさんから学ばさせてもらいました。








峠の茶屋


尾根をつたうようにして地獄谷から抜けると急に舗装路に出ます。
ここで久しぶりに人と出会いました。

地獄谷を走って抜けてきた私たちに驚いたようで、(そりゃそうだ“笑”)
少し会話が弾むことに。
春日大社からここまで来て、若草山の山頂まで行くことを伝えました。
峠の茶屋をルートに入れていた私はそっちへ向かうことも伝えたのですが、
そりゃ道が反対だと言われました。

事前に地図で確認した時には確かルートがあったはずだと思っていた私は、
「向こう側からぐるっと回ってきます」と伝え、
「そりゃ大変やなぁ」とまたまた驚かれたおじいさんと別れ、峠の茶屋へと進みました。

峠の茶屋

峠の茶屋は店主いわく180年も昔からここで営業しているらしく、
そういえば井上雄彦氏の「バガボンド」にも柳生へと続く道で茶屋が出てきていたなと思いだしたりしました。
(宮本武蔵は370年以上も昔の人ですが)


茶屋の店主さんい道を聞くと、この先の円成寺まで行くと若草山に抜ける道があると教えてくれました。
そこまで歩いて1時間半の距離だと。
「う~ん、そこまで距離が伸びてしまうのはなぁ~」という判断で結局踵を返して、
元来たほうへと戻ることに。

この道を知っているベテランの意見は素直に聞いておくべきでした。
何より下準備不足の私の至らない部分だったので、猛烈に反省です。









奈良奥山ドライブウェイ~鶯の滝


峠の茶屋からUターンして、舗装路の坂を少し下っていきました。
峠の茶屋からの坂を下り切ると、奈良奥山ドライブウェイにぶつかります。
このドライブウェイを辿っていくと若草山の山頂に着きます。

奈良奥山ドライブウェイは全長13㎞で、普通車で全行程を走ると1840円もかかる、
世界遺産を駆け巡るなんとも贅沢な道です。
一部、歩行者・自転車の通行が禁止されていますが、
東海自然歩道との合流地点から若草山山頂までの区間は歩行者・自転車にも開放されています。

舗装路と未舗装路の入り混じった道を、原始林を眺めながら走りました。
地獄谷では全く出会うことのなかった「人」とたくさんすれ違い、挨拶を交わします。

山で交わす挨拶は気持ちよくて、好きです。
心がオープンになる瞬間ですね。

何人ものハイカーとすれ違い、ランナーとも2人だけですがすれ違い、
大原橋休憩舎にあっという間に到着。
奈良奥山ドライブウェイに入った芳山交番所が標高394mで、
大原橋休憩舎は標高301m。
2㎞ほどの坂道を颯爽と下るのはかなり気持ち良かったです。

世界遺産の記念石碑があり、ここで記念撮影かねて少し休憩。

ここから、ちょっと鶯の滝へと700mほど寄り道しました。

鶯の滝

滝って物凄い癒し効果をもっています。
できることならここに半日ほどいたいなぁ~なんて思いながらも、
山頂を目指すために再び脚を動かします。








若草山山頂


鶯の滝から、少し気合を入れなおして走り始めました。
ここからは一気に若草山山頂を目指します。

グイグイ緩やかな坂道を登っていきます。
滝からパワーをもらったのか、なんとなく身体も軽かったです。


山頂までの3㎞弱の距離を駆けのぼると、流石は観光名所の若草山。
人がたくさん。

駐車場を抜けて最後の階段を上がり切ると、
そこには快晴の空と眼下に広がる奈良盆地の絶景がありました。
若草山三重目

この日は金剛山が白くかすんでしまっていましたが、
生駒山やダイトレの山々、奈良の街を一望できるこの場所が私は本当に大好きで、
何度来ても飽きません。

ここからの夜景は新日本三大夜景にも選ばれているぐらい、眺めのいい場所なんですね。

そして、観光客と同じように芝生に座って、
Sさんが持ってきてくれていたオニギリをEさんとの3人で最高のシチュエーションでいただきました。

こんな美味いオニギリありませんよね。


しばらくの間、若草山からの眺めを堪能して、私たちは下山することにしました。




後編につづく。




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